論文メモ

キーワード

P2Pレプリケーション、Chord

概要

複製配置サービス(RLS)により、複製データの登録や発見を行うことができる。本論文では、自己組織性、フォールトトレランス、改善されたスケーラビリティを用いたP2P複製配置サービス(P-RLS)を紹介する。P-RLSはサーバの自己組織性のためにChordアルゴリズムを用い、適応的にP-RLSマッピングの複製のためにChordオーバーレイネットワークを活用する。パフォーマンス測定により、アップデートと問い合わせの待ち時間が、P-RLSネットワークのサイズに対して対数的に増加することが示されている。シミュレーション結果から、マッピング毎の複製の数が増えるにつれて、マッピングはP-RLSノードに均等に分散されることがわかる。従来の複製の枠組みを紹介し、問い合わせをノードに分散することで人気のあるマッピングホットスポットを減らすことを示す。

背景