最高学府はバカだらけ
最高学府はバカだらけ―全入時代の大学「崖っぷち」事情 (光文社新書)
- 作者: 石渡嶺司
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/09/01
- メディア: 新書
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大学業界に関する裏事情について書かれてましたが、読んでちょっとショックでした。こんなことしてたんだ・・・って感じです。AO入試って事実上推薦と変わらないんだ・・・
- 少子化で若者の数が減っているのに大学数は増えているという矛盾
- そりゃ全員大学入れるようにもなるわ
- それに伴う受験者獲得争いに勝ち残るために、姑息な手段で情報を操作して入学者を獲得しようとする大学
- 都合の悪い情報は非公開
- 定員割れしていないように見せかけるために志望者数を水増し
- 就職率を水増しするために別の計算式を使う
とか、何かあまりよろしくないことをしている。自分の大学の存亡がかかってるから、なりふりかまってられないんでしょうけど、そもそもその大学が本当に必要なのかってのが非常に疑問です。
大学もやっぱ金がないと回らないみたいで、学部、学科を増やしたり、就職支援に力を入れたりと、受験者を増やすためにいろいろやってるようだ。それがうまくいってる大学もあれば裏目に出てる大学もあるようで、そこは経営者の手腕が問われる部分なんでしょう。
国公立大学はまだましなほうみたいですが、こんな裏事情があると知ったら、大学に行くのをためらう人もいるかもしれないですな。大学入る前に読まなくて良かった・・・