やる気スイッチ

今日はちょっと急な誘いだったんですが、山崎拓巳さんという方のセミナーに行ってきました。「やる気スイッチ」というテーマで、やる気をコントロールする方法についての話でした。予定あったんで途中で抜けちゃったんですけど、聞いた部分だけでもメモ。

話の中でセルフイメージホメオスタシススコトーマという3つのキーワードが出てきました。セルフイメージとは、そのまんまなんですが、自分自身に対するイメージです。自分が今どのぐらいのレベルにいるのかというイメージです。こんな図を描いてました↓

この図で、自分が入っているゾーンが「コンフォータブルゾーン(confortable zone)」と呼ばれる領域で、自分が心地良いと感じる範囲になります。普通、この領域から外れた行動(普段やったことがないこと、普段より高いレベルのこと等)をとろうすると、精神的に抵抗があるというか、負荷を感じるように人は出来てるみたいです。この精神的な抵抗のことをホメオスタシスと呼ぶそうです。恒常性という意味で、つまり精神をある一定の状態に保とうとする脳の作用みたいです。

寝る前までやる気がメチャメチャあったのに、寝て起きると「あれ?昨日あんなにやる気あったのに・・・」っていう経験があるかと思いますが、それってこのホメオスタシスのせいみたいです。やる気メータが急激に上がると、脳はそれを異常な状態だと感じて、元のコンフォータブルゾーンに戻ろうとする力が働きます。山崎さん曰くこのことを「ホメる」というらしいです笑。なかなかやる気が続かない原因はこいつのせいか。

そこで山崎さんが言っていたのは、急激にやる気を上げるのではなく、少しずつ上げていくのがいいということでした。何かの拍子ですごいやる気が出ても、あえて自分でそれをセーブしてやる。気持ちとしては10%上げて、その状態が心地よくなってきたらまた10%上げるといった感じですかね。

そしてもしうまくやる気をセーブできなくてホメっちゃった場合は、自分がホメっているのを認識して、そのとき浮かんでくる考え(やる気でねーとかやりたくねーっていう思いとか)をリリースしてやることが大事だよと言ってました。リリースというのは、考えにフタをしてしまうんではなくて、深く考え込まずに、ノートとかに書き出したり声に出したりして解放してやるというニュアンスでした。表現難しいですが。

また、「セルフイメージを書き換える」ということについても話してたんですが、この途中で抜けちゃったんでわかりません・・・
ここが大事な気もしますが、一緒に行った友人から聞いて後で補足したいと思います。

追記

セルフイメージを書き換えるためにどうするかということを友人から聞いたのですが、「でっかい夢を持つ」という答えでした。夢を持って、それを考え続けることにより、自分はこんなもんじゃないっていう気持ちが大きくなってきて、結果セルフイメージもより高いレベルに書き換わっていくという感じですかね。