キャッシュフロー・ゲーム

金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラントでも少し触れましたが、先日知り合いの方に誘っていただき、このゲームに参加する機会がありました。

ゲームをプレイするにあたり、1枚の紙を使います。この紙には以下の項目があります。

まずプレーヤーは自分の職業を選びます。職業は教師、医者、弁護士、エンジニアなど様々ありますが、基本的には左側のクワドラントでスタートすることになります。職業によってPLやBSの中身は異なります。これが結構リアルで面白いです笑

ゲームは人生ゲームみたいな感じでサイコロを降りながらコマを進めて、止まったマスのイベントによってPL、BSの中身が変化していきます。回るコースは2つあって、最初にスタートするのがラットレースのトラックになります。ラットレースが、現実世界での「自分で働きながら給料をもらい、物を消費したり、不動産や株などの資産を買ったりしていく」というサイクルにあたります。資産にはキャッシュフロー(以下CF)が設定されており、CFがプラスの物を購入すると、その分不労所得(働かなくても入ってくる所得)が増えます。資産を購入する際に銀行からお金を借りることもできます。借金をすると負債の欄にその借金が追加され、PLの支出の欄にその支払分が追加されます。なので、借金をすると総支出も増えることになります。

そしてこのゲームの目標は「総支出を上回る不労所得を得て、ラットレースを抜けてファーストトラックへ移ること」です。ラットレースに対するもう1つのコースがファーストトラックです。このコースに抜けられれば、経済的自由になったということになります。つまり、「総支出<不労所得」の状態になって、働かなくても食っていけるようになるということです。


細かいルールは他にもたくさんありますが、そろそろ感想をば。初めての参加ということで勝手が全然わからなかったというのもあり、結果としてはラットレースを抜けれませんでしたorz今回は職業は「エンジニア」というリアルなのを選択しましたが、ゲームの中での行動もリアルでした。このゲームで買うことができる資産は不動産が多いんですが、どの物件が良くてどの物件が悪いのかが分からない・・・。はたまたいい物件だっていうのが分かっても、借金するのが怖くて買えない・・・とか。

このゲームをやってみて、「自分は数字が全然読めない」、「自分のCFを全然管理できてない」という事実に直面しました。今まで24年間実家暮らしで、お金について無頓着なまま過ごしてきた結果がこれですorz 参加者の中でダントツで危ない人生歩んでました。

リアルでも、このまま過ごしたらいつか危険なことになるなって気がしてます。でもこのゲームをやってみて、お金をちゃんと管理しなきゃっていう危機感を得られたのは収穫でした。今回で大体ゲームの流れは分かったので、次回はラットレース抜けたいと思います。